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(回答先: スティーブン・ジョンズ氏について少し 投稿者 HAARP 日時 2006 年 6 月 26 日 01:28:59)
「常温核融合」について少し
実をいうと、しばらく以前から、首をかしげながらですが、「常温核融合」についてちょっとずつ調べてはいるのです。何か「分かった!」と言えるようなものは未だにありません。単なる直感や推測でならいくらでもいえるのでしょうが。
ただ、いくつかの面白いことがあるにはあります。先日、水素爆弾のことをどこかで書いたときに、うっかり「重水素同士が核融合を起こせば中性子は出ない」ようなことを書いてしまいました。ただこれは、「公式な科学理論」では間違いで、「常温核融合」のことが頭に引っかかっていて、ついうっかりそれが出てしまいました。出てしまったものは仕方がありませんのでバラしておきます(笑)。
通常の(融合が始まる温度が1億度以上を設定した)重水素の融合ならヘリウム3と中性子が作られることが多く、ヘリウム4にはならないと言われています。しかし、今まで「常温核融合」では(これは現在の科学の中では『異端』ですが)重水素2個でヘリウム4が作られて中性子は出ない、ということだそうです。それが脳ミソのどこかにこびりついていたわけです。
「常温核融合」あるいは常温での原子核の変換は、現在の科学ではその原理が十分に突き止められていないものですが、科学は時として「事実が先」で「理論はその後」になることがあります。だから理論的には分からなくても拒否はしません。中性子が非常に少ない、その結果、周辺の物質が放射性同位元素になる確率が十分に小さい核融合が、事実として起こるのなら、理論のほうを変えなければならないわけです。
「懐」は何重にも持っておかないと、こんな事件には付き合っておられませんからね。
この研究は80年代末期から90年代初期にかけて、ユタ大学(BYUではありませんが)やカリフォルニア大学あたりで研究されて注目を浴び、それからすぐに「いい加減であり信用できない」、いわゆる『色もの』ということで相手にされなくなって、近年再び少しずつ研究する人が増えてきたようです。
しかし、どうも私はこの「相手にされなくなった」時期とその理由が気になっています。(というか、気に入らない。)憶測をたくましくすると、「相手にされてはいけない」理由でもあったのかな、と。90年代の初期ですから、ちょうど小型核の研究が騒がれた時期です。米軍が興味を示さないわけはありませんので。
原子爆弾を「起爆剤」として考えない場合、核融合は、トカマク方式のような加速器を用いる方法、レーザー照射による爆縮を使う方法などが考えられるのですが、超小型にするには少々無理があると思います。だから私は「ウルトラ小型水爆」には否定的にならざるを得ないのですが、先日も申しましたように、全く異なる原理の核融合の方式があるのなら話は全く新しい次元に入らざるを得ません。
ただ、現在はまだ「推測」の段階も多少無理のある「空想」に近い状態ですので、ここまでにしておきます。
ああ、ついでに。
地下での爆発の規模については上の投稿でも申しました。これはおそらくサーマイトだけではなく他の爆薬を用いているでしょう。サーマイトだけでTNT2トンの威力の爆発をするとは思えませんので。(地下部分で鉄柱の基礎を破壊することは十分にできるでしょうが。)
また地上部分でも、サーマイトだけでは済まない問題があります。それはWTCの1、2と第7ビルトの違いで、第7ビルは明らかに通常のビル制御解体の形です。しかし、あの1、2ビルの、上から次々と水平方向に巨大な運動量を与え、しかもコンクリートも家具も設備も人体も、すべて粉々にしてしまったあの連続爆破が問題です。
コアの鉄柱は明らかにサーマイト(あるいはサーメイトなど)で要所要所を焼き切ったことには間違いないと思います、あの見事な爆破を連即して起こすのに、どのような、そしてどれくらいの領の爆薬が必要なのか。
ただこれは大きなコンピューターで何人もの専門家が計算しなければならないでしょうから、推測では何ともいえません。ただ、非常に大きなエネルギーが必要なことだけは明らかでしょう。
その辺(つまり地下の爆破と地上の爆破)を米国の「解明運動」がどのように解決するか、私はここに最大の関心を置いています。
以上です。ではまた。